20051006
全然まとまってゲームをやる時間が取れていないので、時間が出来たらやりたいなと思ってるゲームを取りまとめてみる。もっとゲームに時間を割きたい気持ちはあれど公私ともに全然そんな余力はなし。
現在進行系や、今でもたまに遊ぶもの。
勝利の女神:NIKKE

「背中で魅せるガンガールRPG」と謳いつつも実態はひたすら女の子の尻を眺めるゲーム…かと思いきや、ある程度真面目にやりだすと実際は尻すら見てる余裕はあまりなく、エイム・ハイド・バースト操作で忙しい育成リソース管理ゲーム。なんなら尻とかが揺れる機能はスペックが乏しい端末で遊ぶ際は真っ先にOFFにされる運命にある。
一般人には尻ゲーないしは生身のコスプレイヤーをケース内に登場させるガチャという狂気の発想から産まれたリアル10連ガチャで知られているように思う。一時期は秋葉原の電気街側の街灯広告をジャックしていたりローソンとコラボしたり、フィギュアが大量にリリースされたりといつの間にかまぁまぁな市民権を得ているようだ。
バニーとメイドが異常に拘りがあり性能面も優遇されてる以外は、ストーリーも比較的ちゃんとしていてBGMもクオリティが高い。というかキャラに釣られて始めるとチュートリアルシナリオでいきなり鬱展開でわからせてくる。特に序盤は後味悪い陰鬱なシナリオがしばらく続くため、軽率に参入した指揮官を容赦なくふるい落としにかかる。直近のシナリオはだいぶ陰鬱さが鳴りを潜めてきたが基本的には真面目路線であり、その反動なのか限定イベントのシナリオは突然IQ下がりがち。
EZ2ONやDJMAXでよく名前を見るコンポーザーが名を連ねているが、そもそも楽曲数が多すぎてシナリオやイベントのたびに十曲単位で楽曲が追加されていく物量で分からせてくる。当初は限定販売でサウンドトラックを販売したが、レーベルを設立して配信される形になったので最新曲もすぐ聞けるようになってありがたい限り。
スマホゲーはほとんど遊ぶことはないのだが尻に釣られて何かの拍子でプレイするようになってからは移動中にデイリー消化だけしていて、PC環境でやったほうがやりやすい場面(異常個体やソロレイドなど手動操作を要求される場合)のときにはデスクトップから入るくらい。なんだかんだでNO CALLER IDの途中からやっているので、ほぼ最初期から地味に続いてはいる。一時期はログインに数分かかっていたが最近は大分改善はされた(それでもちょっと時間はかかるが)。戦闘はほぼオート操作でどうにでもなるが、ボス戦は専用ギミックが搭載されているものが多くお猿さんに突然知性と操作力を要求してくる。時々書いているNIKKE日記のほうで呪詛を吐いているときは大体そいつらが悪さしているとき。
かなり石やチケットを配る運営であり、メンテやらフォロワー数マイルストーンやらで隙あらば何かと理由をつけて送りつけてくるため無課金でも概ねピックアップされたニケは回収出来ているし、システム上凸を頑張る理由があまりない(性能が2%上がる程度)ので有償コスチュームガチャやパス特典でついてくる衣装やアルターバージョンを我慢出来てレイドで上位1%以内を狙わないのであればお財布にはかなり優しい。シャワーヘルムと制服マルチャーナは今でも見るとぐぎぎぎってなる。
衣装替えの際にすぐ乳を盛ろうとする節があるが、お色気度で言えば他のスマホゲーと比べるとそこまででもないという気はする…と思っていたが最近は大分攻めてきているような気もしてきたな。
EZ2ON REBOOT:R
DJMAXの源流とも言えるEZ2DJのオンライン版のリブート版のリブート版。オンライン版で韓国の国民番号を必要とせずに遊べるのは本作が初。海外音ゲーを追わない人にとっては神威の出身作(厳密にはちょっと違うが)、といえばぎりぎり通じることがある程度の認識ではなかろうか。
リリースペースは早くないが全曲キー音はちゃんとついているし、基本的には全楽曲BGAも装備している…が最近はちょくちょくBGAがない楽曲も増えてきた。かなり制作リソースが限られていてスケジュールの変動も多い制作状況ではあるらしいが、汎用BGAを駆使するとかでどうにかここは改善を期待したいところではある。
まだ諦めたくはないと思いつつ、Nキーロールオーバーのキーボードや240Hzのディスプレイを揃えたところで上達することもなくLv14〜Lv15あたりをずっと停滞している。概ねプレイ頻度の低さにも起因しているだろうが、そもそも下手の横好きなんだとは思う。最上位譜面はおろか上位譜面ですら歯が立たない譜面も多く、ロングノートもかなりキツい構成が多いがそれ以上に、最上位判定が99%みたいな上位プレイヤー層が多いのに驚く。何食ったらそんなうまくなるんだ。
BMSからの収録や、BEMANIシリーズ出身のコンポーザーが不定期で襲来する。DLCの配信ペースがゆったり目かつ分割リリースが多いが、それとは別に合間合間で突発で無料曲が配信されていたりしてサボっているといつの間にか知らない曲があったりする。古き良き五鍵時代の雰囲気を持つ旧作楽曲と、近年の音ゲーハードコアみたいなのが入り混じっていてカオス。近年はIIDXにも出身したコンポーザーも多いが、逆にもう少しこのシリーズならではのコンポーザーを前面に打ち出してほしいとは思う。韓国の音ゲーコンポーザーで著名な人は大体AAAタイトルやMMOのサウンドディレクターになっているのをよく目にするのであまり発注しづらいのかもしれない。
色々事情があってなかなかサントラは出せる状況ではないらしく、コンポーザーによっては自前で配信しているケースがある程度。なんとか頑張ってほしいとは思っている。
The Elder Scrolls V: Skyrim
言わずとしれたオープンワールドRPGの代名詞とも言える超有名作。発売日に無印を買ったのでもう14年か。
年1くらいで再インストールして、環境構築して安定化を目指すのが本編で、おまけでコテコテの王道RPGも遊べる。いかんせん年代物のエンジンなのでバニラのグラフィックはだいぶ時代遅れにはなってきたが、今でも野生のModderによって現代水準の新技術が次々と導入されて延命し続けているため頑張ればAAAタイトルに匹敵するゲーム性に仕立てることも出来る。
PBRとCommunity Shaders環境を構築してみたくて少し弄っていた。ある程度構築が終わったのでもうちょっと飽きてはいて、200時間超遊んでいるのに未だにメインクエストをちゃんと進めたことはない。
しばらく遊んでないがそのうち再開したいやつ。
BallisticNG
WipEoutを始めとする反重力コンバットレーシングフォロワーの一つ。リリースから7年経っているが未だにコンテンツの開発が継続しているほか、Steam Workshopで追加のトラックやマシンがリリースされている。
画面デザインもPS1時代を彷彿とさせるスタイルであり、PacerやRedoutなどと少し見劣りしてしまうのは否めない。Pure〜HD/Fury時代よりも前のPSX時代のWipEoutの挙動に近く、かなりマシンが滑るので当時の癖をPure以降の近代作品で矯正してしまっているとマシンコントロールにかなり苦戦する。そのくせキャンペーンモードやエリミネーションは近代作品仕様なので、旧WipEoutを現行仕様で遊びたいというニッチな層にはドンピシャにハマっているかなり癖のあるタイトルだが、企業ごとのクラフトの対抗戦という建付けといい、在りし日のWipEoutを遊びたいという欲求には確実に応えてくれる。
WipEoutの黄金期にデザインを務めていたThe Designers Republicが関わっていることで期待を集めていたFormula Fusionは失踪カムバックと同時にタイトルがPacerとなりTDRの本編への関与は否定されてしまっていた。本作にも関わっているわけではないが、デザインの所々にTDRリスペクト味が感じられて良い。
BGMはWipEoutのように著名テクノアーティストの楽曲が利用されているわけではないが、UIデザインとコースデザインとマシンデザインをしているVonSnake氏のBGMはよく噛み合っている。この規模のゲームタイトル、ちょくちょくこういうスーパー何でも出来るマンがいるな。
時速1000km超えでマシンを制御し続けるゲーム性は病みつきにはなるものの非常に疲弊するため、最近はすっかりご無沙汰。
Hall of Torments
凄い地味なヴァンサバライク、とでもいうのだろうか。実績が成長率補正と直結していて、実績のためにやらされる感が緩和されているのが良い。永続強化のための周回が修行。マップの回転が出来ないのもある意味では味となっているか。
グラフィックがプリレンダのため非常に軽量だが、チュートリアルのような1周目が終わると敵の増量とアビリティ解放で画面上のオブジェクトが爆増するためFPSが1桁になる。
マップの種類が5+1種類しかなく、この手のゲームでは致し方ないが運ゲーで引きが悪かったときの時間を無駄にした感が結構ダメージあるのでなかなか起動する気力が沸かないが、要求される知識量がそこまででもないので遊ぶハードル自体はそこまで高くない。
Grim Dawn
最初のDLCが出るあたりまではやっていたディアブロライク。派手さはないが堅実な作りのハクスラ。2周目まではチュートリアルだったが今はどうなっているか分からない。
クラスと装備、星座システムで無限にビルドがある上にビルド特化の装備をハクスラで収集するという仕組み上一生周回を必要とされるので、無心で周回出来る精神力を要求される。
いつの間にかDLCが2作ほど出ていたので、そのうちまた1からやり直したいとは思ってはいるが、アップデートで覇権だったビルドがすぐに陳腐化するため今のトレンドがどうなっているのかわからなくて再開する気が起きない。
GUILTY GEAR STRIVE
ギルティギアシリーズの最新作。現在シーズン4まで進行している他、近々リニューアルも予定されているらしい。
シーズン1あたりまでは遊んでいたが、身内で遊ぶ機会が減ってからはプレイ頻度も減っていった。知らない間にシステムは増えているし、キャラもだいぶ増えた気はするがアップデートの度に良くも悪くもヤンチャだった作りが大人しくなっていったのは少し物足りなさを覚えている。何だったらオープンβの頃のわんぱく具合のほうが好きだったかもしれない。ちょっと引っ掛けたらビビるくらい減るゲーム性の都合上必要なかったのでオミットされたのだろうが、実用性はなくともやはり一撃必殺がなくなったのは寂しい。
今作からほぼ全曲ボーカル楽曲になったのも、個人的には評価しづらいところ。
初代からのストーリーがひとまず区切りがついたので、追ってた身としては今後どうするんだろうなとは思っている。
新作始まってから初のDLC追加キャラクターがディキンソン出そうって判断が下されたのは今でも意味分からなさ過ぎて好き。棺桶ぶんぶんしてるの凄い楽しかった。飛鳥くんが参戦したことは大事件だったが人類には早すぎる性能をしていて1時間くらいで挫折した。ガブリエルかイズナがプレイアブルになったら起こしてください。
UNDER NIGHT IN-Birth II Sys:Celes
UNI2といいつつ、実質シリーズ5作目。バージョンがあがるごとにセトのコンボが伸びていく。
メルブラや電撃FCでおなじみのフランスパンのオリジナルタイトルで、ライトノベルのような世界観と、無駄に複雑怪奇な横文字を使った難解なシステム名称のオンパレードが振り切っていて良い。
本作に限らずフランスパン作品はナンバリング続編なのかバージョンアップ版なのかイマイチ判断に迷うところがあり、本作もcl-rからUI前面刷新するなどで大幅にリニューアルした名実ともに新作なのだが、システムや技は増えてもいつものUNIだなと思う。
メインディレクターの芹沢鴨音氏がよくTwitchやYoutubeで広報活動を兼ねた配信をしており、UNIやメルブラなどの布教活動を行っている。新作が出た際に4時間超かけて行った全キャラの紹介と対策配信では「この技は最強なので諦めてください」「相手が飽きるのを待ってください」を連発しててとても良かった。
恐らく著名なゲーム開発者の中では最もマシュマロに回答してくれる稀有な存在。かなりぶっこんだ質問にも踏み込んだりしているので、公式よりもよっぽどコンテンツ力がある。代表の成田氏が失言王なのも相まって、個人的にはゲーム業界の中で桜井氏の次くらいには信用している。
このタイトルもExe:Lateあたりから比較的まともなゲームとなってはいるが、無印の頃のハチャメチャ感はあれはあれで良かったと思うのでいつの日か復刻してほしい。
思ったよりだいぶ長くなってしまったので、また別の機会に他のゲームについては書くか。